
INTERVIEW 01ー 開発 ー
深絞りのプロとして、図面には描かれない
お客さまのニーズを読み取り、
創造的な技術提案をする。
お客さまのニーズを読み取り、
創造的な技術提案をする。
代表取締役専務/加瀬優
私たちの最も優れた技術は「高精密・高信頼性」が要求される深絞りの製品開発です。Φ0.8の微細からΦ100mmの深絞り、高剛性で複雑構造の部品など、高難度の深絞り技術を提供しています。
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INTERVIEW 02ー 営業 ー
むずかしいものに挑戦する。
お客さまと最終目的を共有化した
ものづくりを提案する。
お客さまと最終目的を共有化した
ものづくりを提案する。
常務取締役/加瀬崇
私たちの技術がお役に立てると思われる企業さまにプレゼンテーションをさせていただきます。材料開発から、金型の設計・製作、プレス加工から、洗浄、鍍金、熱処理といった最終処理工程まで、自社一貫生産体制が整っています。
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INTERVIEW 03ー 製造 ー
自社で何でもつくれる。自社ですべて完結できる。
それが最大の強み。
それが最大の強み。
常務執行役員/川野道安
製品の生産を社内で完結する「自社工場一貫生産システム」を備えています。このシステムは、試作開発から量産立ち上げまで、すべての工程で効率的な作業ができるので部品品質の安定と生産に大きく貢献しています。
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INTERVIEW 03ー 製造 ー
自社で何でもつくれる。自社ですべて完結できる。
それが最大の強み。
それが最大の強み。
常務執行役員/川野道安
ワノテックジャパンの強み、自社工場一貫生産。
お客さまにとって最大のメリットは何でしょう?
お客さまにとって最大のメリットは何でしょう?
製品の生産を社内で完結する「自社工場一貫生産システム」を備えています。このシステムは、試作開発から量産立ち上げまで、すべての工程で効率的な作業ができるので部品品質の安定と生産に大きく貢献しています。
第5工場を中心にした新しい生産ライン。
どのような生産が可能になりますか?
どのような生産が可能になりますか?
私たちは、製造プロセスごとの「効率化」を進めています。製品のサイズ、構造など、工程ごとの多様な用途に応じた設備を自社開発しています。その設備を自由に組み合わせることで所要の部品を製造する「ワノテックジャパン生産革新システム」を構築しています。第5工場に設置した「最新のシステム」により省人化と生産性の向上、材料費削減、設備投資の効率化を実現して競争力をアップすることができました。
世界的に評価されている金型の技術。
どこが優れているのでしょうか?
どこが優れているのでしょうか?
自社設計、自社製作、自社使用していますので、フィードバックが正確で早いのが特長です。たとえば、自社設計の金型で試作品をつくると「ここはこう改良できる」「こうしたほうが量産しやすい」など製造の現場からの意見やアイデアがすぐに返ってきます。そうした改善点を反映した金型で再び試作品をつくる、といった検証がスピーディーにできます。この作業を何度も繰り返すことで質の高い金型が生み出されるのです。ワノテックジャパンには多種・多様な工作機械に熟練した技術者が多いのも強みといえます。
「6年間不良流出ゼロ」のような品質の高さは、
どのように維持されているのでしょう?
どのように維持されているのでしょう?
私たちの品質管理は「WJQMS*」(ワノテクジャパン品質管理システム)が基本です。その厳格な品質管理規定に基づき作業を行うことで、不良のないものづくりが可能になります。潜在的不具合を未然に防ぐための「FMEA*」分析がルーティン化されており、分析結果は管理項目に反映して不具合の起きないシステムを構築しています。このシステムは、継続的な改善と、人材育成や教育訓練を定期的に行うことで質の高い安定した生産体制を維持できるようになっています。
*WJQMS: Wanotec Japan Quality Management System
*FMEA: Failure Mode and Effect Analysis
*WJQMS: Wanotec Japan Quality Management System
*FMEA: Failure Mode and Effect Analysis
今後はどのような生産体制が必要でしょう?
「ワノテックジャパン生産革新システム」の完成度を高め、生産性向上と安定品質を追求していきたいと思います。また、設備投資効率を最大にするためにも、24時間365日稼働できる生産体制を目指していきます。その体制が整えば、社員の余暇や家庭サービスの時間が増え、無理のない工場経営がしやすくなります。

INTERVIEW 02ー 営業 ー
むずかしいものに挑戦する。
お客さまと最終目的を共有化した
ものづくりを提案する。
お客さまと最終目的を共有化した
ものづくりを提案する。
常務取締役/加瀬崇
ワノテックジャパンの「開発営業」とは、どういうものですか?
私たちの技術がお役に立てると思われる企業さまにプレゼンテーションをさせていただきます。材料開発から、金型の設計・製作、プレス加工から、洗浄、鍍金、熱処理といった最終処理工程まで、自社一貫生産体制が整っています。こうした特徴あるワノテックジャパンの生産システムをわかりやすくお伝えしています。
「ワノテックジャパンだからできる」営業サービスは、
どこに特色がありますか?
どこに特色がありますか?
私たちのものづくりは、ワノテックは「お客さまの生産ラインの前工程」という合言葉を掲げてプロジェクトをスタートします。ただ単に、お客さまからいただいた「図面の仕様を満たす」だけのものづくりではなく、お客さまの使いやすさや組立工程における「FMEA*」分析にまで踏み込んだ「全体最適」の提案を、お客さまの窓口として主導しています。
*FMEA: Failure mode and effect analysis
*FMEA: Failure mode and effect analysis
海外の取引先が多いですが、どのような点に気を配っていますか?
私たちはグローバルにビジネスを展開しています。お取引先の国もさまざまです。お客さまにより文化、風習、商習慣などの違いはありますが、それらを尊重しつつ、お客さまとサプライヤーが、ものづくりの同志として「開発基準」と「開発プロセス」を共有化することで、イコールパートナーの関係を築けるように努めています。
AIやIoT、自動運転などの分野で、アドバンテージはありますか?
近年、「インターネット」と「モノ」を組合せた「IOT」による 自動制御・遠隔制御の技術が、家電・インフラ・工場・医療 など幅広い分野で活用されています。これらの技術は更に進化して「車」と「インターネット」を融合した「コネクテッドカー」 の技術革新により、快適運転・安全向上など様々なサービスを享受できる時代が来ると思います。現在では自動運転システムを本格導入した車社会が現実のものになりつつあります。自動運転の世界では、AI(人工知能)でコントロールするシステムが「安全運転」を支配します。私たちは、その中枢機能を支える部品の先見的取り組みにより、お客さまから求められる「100%品質保証」に応えるためのソフト・ハード両面からの品質保証体制を確立しております。この取り組みが、お客さまからの安心と信頼をいただけるワノテックジャパンの「アドバンテージ」につながると考えます。
今後はどのような営業展開やサービスを考えていますか?
営業の大事な役割は、お客さまに満足いただける「QCD*」を提供するのは当然のことながら、それにも増して私たちが重視しているのは、顧客志向に重きを置いた「技術開発支援」のコミュニケーションサービスです。お客さまの「構想段階」から計画に参画し、営業の立場から双方のプロ技術者の間に立ってコーディネーターの役割を果たしながら、相互利益につながる提案を心がけています。
*QCD: Quality/Cost/Delivery
*QCD: Quality/Cost/Delivery

INTERVIEW 01ー 開発 ー
深絞りのプロとして、図面には描かれない
お客さまのニーズを読み取り、
創造的な技術提案をする。
お客さまのニーズを読み取り、
創造的な技術提案をする。
代表取締役専務/加瀬優
ワノテックのもっとも優れた技術はどこにあると考えていますか?
私たちの最も優れた技術は「高精密・高信頼性」が要求される深絞りの製品開発です。Φ0.8の微細からΦ100mmの深絞り、高剛性で複雑構造の部品など、高難度の深絞り技術を提供しています。他にも、2部品一体化絞り、逆絞り、バルジング、ネッキング、冷間鍛造などの多彩な加工技術でお客さまのニーズにお応えします。
「ものづくりの技術」という点では、どのような特徴がありますか?
私たちの製造設備は独自構想、自社設計・製作が基本です。材料、プレス機、金型、自動生産設備、各種表面処理設備から自動精密測定器、自動梱包機まで、全行程を自社開発していますので、試作品の製作工程や量産工程において、お客さまからの仕様変更や改善要請にもスピーディーな対応が可能です。私たちはお客さまの多様なニーズに応えることができる「WJ生産革新システム」を構築しています。
新しい技術開発に取り組むときは、どんなところに気を使いますか?
お客さまの図面・仕様を満たすことは当たり前ですが、より高い製品性能と品質の安定・適正価格が期待できる、新しい加工方法や最適形状のアイデアを提案し、そのメリットをお客さまと共有できる「技術開発支援」に力を注いでいます。たとえば、従来の切削加工を板鍛造加工や深絞り加工に置き換える技術提案はその事例の一つです。
グローバルな事業展開の技術者としてどのような点が重要と思われますか?
グローバルに事業を展開する技術者として重要なことは、技術協議を進めるうえで「グローバルスタンダード」を基準とし、開発プロセスもお客さまと同期させて、安心を共有することだと思います。もう一つは、世界共通言語である英語によるコミュニケーションが大事になります。私たちは、最適な技術開発を支援するために、直接お客さまの生の声を聞き設計に反映するよう心がけています。
今後はどのような技術開発に力を入れていきたいですか?
製品の品質を高める活動は製造業の永遠のテーマです。品質の安定には、「P-FMEA*」の検証と、設計段階まで遡った「D-FMEA*」の検証が必要です。そのために全製造工程の設備を自社開発しています。
今後の市場ニーズを先取りして、さらに高レベルの加工技術の開発や、高品質で効率的な生産設備の開発にも力を入れていきます。
*P-FMEA:
Process Failure Mode and Effect Analysis
*D-FMEA:
Design Failure Mode and Effect Analysis
今後の市場ニーズを先取りして、さらに高レベルの加工技術の開発や、高品質で効率的な生産設備の開発にも力を入れていきます。
*P-FMEA:
Process Failure Mode and Effect Analysis
*D-FMEA:
Design Failure Mode and Effect Analysis